全体的な感想
RSpecの基本から応用的な内容まで250ページ程に渡り、網羅的に書かれていました。本書を使ってRSpecの基礎的な内容(モデルスペック、リクエストスペック、システムスペック)は理解できました。今後RSpecを書く際も、本書を使って理解度・スキルを向上させたいと思います。
またテストに関しては、開発チームによって考え方が異なるようなので、そのチームの考え方に沿った開発を行うことが大事だと思いました。
良かったところ
- 本書で使用するアプリケーションのコードがGitHubに公開されており、手を動かしながら学習しやすいこと。
また自作したアプリケーションにテストコードを追加しながら学習することもできる。 - 単体テストから始まり統合テスト、テストのリファクタリングまでステップ・バイ・ステップ形式で説明がされていること。
- テスト技法だけでなく、テストの重要性について説明がされていたこと。
学んだこと
- 単体テストや統合テストなどRSpecを使った各テスト技法について
- テストのリファクタリング、簡潔に書く方法について
- テストに対するモチベーション(最後の章で著者からのアドバイスがある)
難しかったこと
- RubyやRailsでは出てこない特有の文法に慣れるのが大変だったこと。
- リファクタリングし過ぎると、コードが読みにくくなってしまうこと。
初心者には、どこまで簡潔に書けば良いかの塩梅が難しいと感じました。最後に
以上、簡単ですが感想と学んだことです。最後まで読んでいただきありがとうございました!参考文献